サラリーマンライフ 仕事の悩み

仕事ができなくて辛い人に知って欲しいこと【自分を責める前に】

悩んでる人
頑張ってるつもりなんだけど、仕事ができなくて、怒られっぱなし・・・。
辛いけど、もっと頑張らないといけないのかな・・・。

こんな悩みを解決します。

仕事が上手くいかないと、自分に自信がなくなり、本当に辛いですよね。

私も営業で契約が全く取れず、自分は本当に仕事ができないダメなヤツだと、悩んでいた時期がありました。

ですが、同じ会社でも営業から企画に異動した後は、評価も一転、わりとデキるヤツとして扱われていました。

そこで今回は、仕事ができなくて悩んでいる人に向けて、「活躍できる場所を探すこと」の重要性をまとめました。

本記事の内容

  • 仕事ができなくて辛いと感じる原因と対策
  • 仕事ができないのは、努力不足とは限らない
  • 本気で頑張ったと言えるまではやってみる
  • それでもダメなら、活躍できる場所を探そう

どれだけ頑張っても上手くいかない時は、戦う場所を変えてみるのも手段のひとつ。努力では、どうにもならないこともあります。

さず
この考え方は、アスリートの為末大さんの著書「諦める力」に影響を受けています。

それでは、前置きはこのくらいにして、本題に入ります。

仕事ができなくて辛いと感じる原因と対策

仕事ができなくて辛いと感じる原因と対策

仕事が上手いことできずに、注意されたり、怒られたりすると自己肯定感が下がってしまいます。

自己肯定感が低下すると、幸福度も下がり、仕事が辛く感じるようになります。

まずは仕事で自己肯定感が下がる、主な原因を考えてみましょう。

  • 目標が達成できない
  • いつも上司に怒られる
  • 頑張っているのに上手くいかない

それぞれの詳細と対策を説明します。

目標が達成できない

会社から設定されている目標が達成できないと、自分はダメなやつと落ち込みますよね。

特に営業職だと、目標が達成できない時の惨めな気持ちや、周囲からの目が気になってストレスに感じる人も多いかと。

対策:自分だけの目標を決める

会社の目標が達成できない時は、自分だけの目標を立ててみるのがおすすめです。

小さな達成感をコツコツと得ることで、自己肯定感を高めて、会社の目標にも前向きに取り組めるようになります。

さず
会社設定の目標が理不尽に高い場合は、自分を責める必要はないです。会社側に問題があるので。

いつも上司に怒られる

何かにつけて怒られていると、これもまた自己肯定感を下げる要因になります。

対策:上司が怒る目的を理解する

アドラー心理学で「全ての感情には目的がある」という考え方があります。
つまり、怒ることは何かを達成するための手段である、という考え方です。

あなたが怒られる時も、上司は何かの目的のために怒っているだけで、あなたが嫌いなわけではないです。

その目的を考えてみると、気持ちも落ち着きますよ。

詳しくは、別の記事「【なんで怒ってるの?】仕事で怒られるのが怖い人は、相手の心理を考えよう」で解説してますので、あわせてご覧ください。

頑張っているのに上手くいかない

一生懸命に仕事をして、改善するようにしてるのに、なかなか上手くいかない。

努力しても報われない状態が続けば、嫌気がさしてきて、自分が無能なんじゃないかと感じ始めるのは自然なこと。

頑張っても、頑張っても、上手くいかない。
それはもしかすると、その仕事が向いていないだけかも。

仕事ができないのは、努力不足とは限らない

仕事ができないのは、努力不足とは限らない

アスリートの為末大さんの言葉で「勝てないのは、努力が足りないからじゃない」というものがあります。

為末大さんは元々100mの選手でしたが、どうしても勝てず、ハードル走に転向しています。
そしてハードル走で、日本人初の短距離走でのメダルを獲得を成し遂げています。

つまり、自分が勝てない場所で戦うことを避け、勝てそうな場所で戦ったことで結果を出した人物です。

この考えを仕事に当てはめると、「仕事ができないのは、努力不足とは限らない」、「あなたが活躍できる場所は、他にあるかもしれない」ということ。

誰にでも活躍できる場所と活躍できない場所はある

為末さんはアスリートだから特殊だと思うかもですが、こういうケースはスポーツ以外でもある話です。

営業でエースだった社員が、本社で企画をやらせたらダメダメだった。

会社員時代は常に目標未達成だったが、独立して経営者となり、いまでは複数社を経営している。

これに近い話なら、一度は聞いたことがあるはず。

活躍できている人は、自分の得意分野をうまく見つけられている、というパターンがほとんどです。

自分が活躍できそうな場所を見つけて、そこで努力する

苦手な分野で勝負する必要は全くありません。
自分が得意な分野で勝負することを心がけましょう。

闇雲に努力するのと、自分の得意な領域で努力するのでは、結果が大きく異なります。

  • 喋るのが苦手な人が、営業プレゼンを努力する
  • 元から喋るのが得意な人が、営業プレゼンの努力をする

当然ですが、後者の方が、少ない労力で上達しますよね。

さず

もしかすると、あなたが仕事ができないと悩んでいるのも、同じような状況が起きているのかもしれません。

ここで、「じゃあ、いますぐにでも転職なりで、活躍できる場所に行こう!」と思った方、ちょっと待ってください。

本気で仕事を頑張ったと思えるまでやる

本気で仕事を頑張ったと思えるまでやる

仕事が上手くいかないからと言って、すぐに環境を変えようとするのは、ちょっと危険です。

「本気で頑張った」と言えるレベルまで、全力で仕事に取り組んでみるべき。
それでも無理なら撤退を考える、という流れにしましょう。

本気で取り組まないと、自分を見誤る

まず本気で取り組んでみないと、「自分のできる範囲」について見誤ってしまう可能性が高まります。

つまり、本当はできることなのに、自分はできないと感じて、いつまでもチャンスを逃し続けるということ。

最初は、誰でも上手くいかないと感じるもの。
本気で頑張ったと思えるレベルまで、まずは続けてみることです。

引き際が難しいと思いますので、撤退する基準を設けておきましょう。

  • 営業に関する勉強を週に5時間する
  • 残業も気にせず仕事にコミット
  • この条件で、3ヶ月続けてダメなら撤退
さず
こんな感じで、ココまでは頑張る、といったラインを決めておきましょう。

まずはひとつずつ課題をクリアしていく

継続して頑張れない時は、ひとつずつ課題をクリアしていくことを意識するのがおすすめです。

小さな課題を設定、それを達成することに集中する。これを繰り返します。

仕事でもなんでも、没頭して取り組むにはコツがあります。

さず
没頭するためのコツは、別の記事「没頭できることを見つける方法【仕事だけでなく趣味にも応用可】」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

それでも厳しければ、活躍できる場所を探す

それでも厳しければ、活躍できる場所を探す

まずは本気で頑張ってみる、それでもダメだと思ったら撤退。
その次は、活躍できる場所を探しましょう。

自分の得意分野を考えてみる

活躍できる場所を探すにあたって、自分の得意分野を把握しておく必要があります。

コレだと思えるものがある人は良いですが、なければ性格診断も自己分析に使えます。

有名なものだと、16 Personalitiesとかですね。かなり当たると評判です。

転職サイトのリクナビNEXTとかも、仕事内容に特化した診断があるので、強みを把握するために利用するのも良いかと。

グッドポイント診断
リクナビNEXT グッドポイント診断

転職エージェントに相談してみる

いまの会社で簡単に異動できれば良いですが、中々そうはいかないものですよね。

そんな時は、転職エージェントを活用しましょう。

これまでやってきた仕事とか、仕事で感じた喜びとか、会話を通して、適正診断してくれるイメージです。

そもそも人間は怠け者なので、いざ始めてみないと本気になれないものです。

現状を変えるためのキッカケとして、転職エージェントに相談してみるのはアリかなと。

転職の進め方は以下の記事で詳しく解説してますので、進め方がよくわからないという方は合わせてご覧下さい。

転職活動の始め方・進め方
【転職活動の始め方と進め方】転職すべきか悩んでいる人に進め方を完全解説

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仕事ができなくて辛い人に知って欲しいこと:まとめ

改めて、本記事のポイントをまとめます。

本記事のポイントまとめ

  • 仕事ができないと自己肯定感が下がる
  • 仕事ができないのは、努力が足りないからじゃない
  • 自分の活躍できる場所で戦うことが重要
  • まずは本気で取り組んでみる
  • それでもダメなら、転職なりを検討する

仕事ができなくて辛い時は、「本気で取り組んだか」「自分の活躍できる場所なのか」を考えてみましょう。

自分は仕事ができない、と思い始めると、負の連鎖に入っていきます。
あまり自分を責め過ぎずに、活躍できる場所はきっとあるということを忘れないでください。

さず
私も営業をやっていた時は、本当に辛かったです。何度も自分は無能だと思いました。
でも、戦う場所が変わっただけで、上手くいくこともあるんです。

参考図書:諦める力(為末大)

最後に、参考図書を紹介して終わります。

記事中にも引用しましたが、アスリートの為末大さんの著書です。

日本では「諦める=逃げる=悪いこと」みたいなイメージがありますが、この本では諦めることを肯定的に捉えています。

多くの人は、手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ、手段は変えてもいいのではないだろうか。

悩みがある人は、解決の糸口になるかもです。興味がある方が、ぜひ手にとってみてください。

それでは、今回は以上です。

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