サラリーマンライフ 仕事の悩み

【超厳選】新社会人におすすめの本を3冊紹介します【良書のみ】

 



悩んでる人
社会人なる前に何か本を読んでおいた方が良いかな?
入社したけど、仕事ってこれでいいのかな?
ビジネス本ってたくさんあって何を読むか迷うなぁ。



こんな疑問にお答えします。



◆本記事の内容

・新社会人におすすめの本:3冊
・新社会人は本を読むメリットが大きい
・ただし自己啓発本の読みすぎには注意

今回は、新しく社会人になられた方に特にオススメの本を3冊ご紹介します。

仕事術やノウハウ本など、ビジネスに関する本は本当にたくさんあって何を読むべきか迷ってしまいますよね。


今回ご紹介する本は、そういったノウハウ本というよりは、

「仕事に対する考え方」「キャリアをどう考えていくべきか」

といった、ベースの部分について考えることが出来るような本を紹介します。


私はこれらの本と出会って、自分自身の仕事に対する考え方を整理できました。
仕事に対してモヤモヤを抱えている方にもオススメなので、ぜひ参考にしてみてください。



新社会人におすすめの本:3冊

新社会人におすすめの本


今回ご紹介するのは以下の3冊です。

・このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法(北野唯我)
・ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく(堀江貴文)
・イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」(安宅和人)

ひとつずつ説明していきますね。


①:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

株式会社ワンキャリア 取締役の北野唯我さんの著書です。

こちらの本は、ストーリー形式で転職すべきか悩んでいる主人公がキャリアについて考える内容になっています。


「え?いきなり転職の話・・?」


って思われるかと思いますが、
この本は転職を考えている・考えていないに限らず必読と言えるくらいの良書です。

私はこの本を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと本気で願っています。
なぜなら、すべての働く人がいつでも転職できるだけの市場価値を持てたとしたら、あなたの生き方すらも変わる可能性があるからです。
そしてそのために、必要なのは単なるうわべだけの「転職情報」ではなく、情報を見極める「思考の軸」です。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 はじめに



「市場価値」って言葉はなんだかカッコよくてとっつきにくいかもしれませんが、自分の「市場での価値」を意識することは本当に重要なことです。

この意識があるとないで、仕事に対する姿勢が大きく変わると思います。

わたしはこの本に出会ったのが、入社7年目でしたが、
もっと早くこの本と出会って、市場価値を意識しながら働くことができたら良かったなぁと思ってます。


長い社会人生をより有意義なものにするために、まずはこの本で「思考の軸」を学びましょう。


②:ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ホリエモンこと堀江貴文さんのベストセラーですね。


ホリエモンと聞くと過激な発言などで好き嫌いが分かれるかと思いますが、
この本はホリエモンの他の本と異なり、誰でも受け入れやすい内容になっています。

あなたはいま、働くことを「何かを我慢すること」だと思っていないだろうか?そして給料のことを「我慢と引き替えに受け取る対価」だと思っていないだろうか?人生のなかで、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつだ。そこを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文

お金を「もらう」だけの仕事を、お金を「稼ぐ」仕事に変えていこう。儲けるために働くのではなく、お金から自由になるために働こう。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文



働くことの意味について考えさせてくれる本になっています。


また題名にもある「なにもない自分に小さなイチを足していく」についても、
何者でもなかったホリエモンがどのような積み重ねをして、成果を出していったかも詳細に書かれており参考になります。


この本を読むと「仕事とは何か」「自分はなぜ働くのか」ということを考えるキッカケになります。

自分なりの答えを出すことで、仕事に対する意識が大きく変えることが出来ます。


③:イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」

ヤフー株式会社のCSOである安宅和仁さんのベストセラーです。


安宅さんは東京大学大学院で修士号を取得した後に、マッキンゼーで働いた後に脳神経学専攻でイェール大学を卒業し、またマッキンゼーに復職するという異例の経歴を持ち主です。


その安宅さんが「知的生産の本質」について、具体的なアプローチも含めて語ってくれています。

ちまたに「問題解決」や「思考法」をテーマとした本は溢れている。しかし、その多くがツールやテクニックの紹介で、本当に価値あるアウトプットを生み出すという視点で書かれたものは少ないように感じる。意味あるアウトプットを一定期間内に生み出す必要のある人にとって、本当に考えなければならないことは何か。この本はそのことに絞って紹介したい。

イシューから始めよ 知的生産の「シンプルな本質」 はじめに

ここで絶対にやってはならないのが、「一心不乱に大量の仕事をして右上に行こうとする」ことだ。「労働量によって上にいき、左回りで右上に到達しよう」というこのアプローチを僕は「犬の道」と呼んでいる。

イシューから始めよ 知的生産の「シンプルな本質」 この本の考え方 - 脱「犬の道」


特に新入社員が陥りがちな「がむしゃらに仕事をする」という状況を、「犬の道」と呼び避けるべきだとしています。


仕事量をただ増やすという根性論ではなく、「価値のあるアウトプットとは何か」に焦点を当てて解説してくれています。


犬の道を抜け出し、短時間で価値のあるアウトプットを生み出すことは、自分のワークライフバランスを保つためにも重要です。


「本当に考えるべき問題は何か」「それを解決するためにはどうするべきか」


問題の本質を見極め、どのようにアプローチするすべきかを学ぶことができます。


この本を読んで実践することができれば、価値のあるアウトプットを量産し、同僚と大きく差をつけることが出来ると思います。



新社会人は本を読むメリットが大きい

新社会人が本を読むメリットは大きい

おすすめの3冊を紹介しましたが、
そもそも本をあまり読まない人もいるかと思います。


ですが、社会人は絶対に本を読んだ方が良いです。


読んだ方が良い理由は以下の通りです。

30代の社会人の平均学習時間はたったの7分/1日

社会生活基本調査 平成28年 表1-2

こちらは年代別の生活時間の統計調査です。
塗りつぶしている箇所が「学習・自己啓発・訓練」の時間です。


30代の働き盛りのサラリーマンが学習に使ってる時間って、
平均で1日にたったの7分しかないんですよ。


これってすごくチャンスなことですよね。
会社の給料は仕事の出来で上がることを考えたら、
単純に周りよりも成果を出せばいいってことですよね。


周りがサボってる間に、学習を継続すればあっという間に大きな差をつけることができます。


本は迷ったら、とりあえず買っておく


積ん読という言葉がありますが、
良い本は時間が経っても良い本なことがほとんどです。


悩んでいる時間がもったいないので、
本などの自己投資になりえるものはサクッと決断するのがおすすめです。


時間の使い方の差が社会人としての成果が出るかに大きく影響します。



ただし自己啓発本の読みすぎには注意

自己啓発本の読みすぎには注意


ただし自己啓発本の読みすぎには注意してください。


自己啓発本を読むと一時的に気持ちが高揚し、やる気が出てきます。
これがクセになり、自己啓発本を読むことが目的になってしまう場合があります。



正直なところ私も似たような状態になったことがあり、たくさんの自己啓発本を読んでいた時期がありました。
が、ただ読んでいるだけでは全く役にたちませんでした。


自己啓発本を読んでも、結局のところ行動に繋がらないと意味がありません。
なのでたくさんの自己啓発本を読むよりは、良いと思ったものを繰り返し読んで、日々の行動に落とし込んでいくことが重要です。



まとめ:本を読み、行動に落とし込み、成果を出しましょう


繰り返しになりますが、本を読んでも行動に変化がなければ大きな意味はありません。


紹介した3冊は、自分の行動を見つめ直す機会を与えてくれる本だと思います。


すこしだけでも行動を変えれば、その変化はいつか大きな変化となって、自分を良い方向に導いてくれると思います。


読書を習慣にして、人生を変えるような本と出会えることを願ってます。


おまけ:社内プレゼンの資料作成術


主に考え方に影響を与えるような本を紹介しましたが、
最後にひとつだけテクニック的な意味で役に立つ本を紹介します。


元ソフトバンク社員で孫正義さんにプレゼンをして数々のOKをもらったという、書道家の前田鎌利さんの著書です。


この本では、プレゼン資料の効果的な見せ方について具体的に解説されています。


プレゼン資料の作成が苦手でしたが、この本で紹介されているフレームワークを利用することで、悩まずに資料作成が出来るようになりました。


資料作成に悩んでいる方は、ぜひ一度読んでみてください。
構成に悩んでいた時間がもったいなくかったと感じると思います。


以上

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