転職活動しようしようと思ってるけど、なかなか始められない・・・。
転職活動を始めなきゃと思ってるけど、何から始めればいいんだ?
こんな方に向けた記事です。
転職が当たり前になりつつあるこの時代に、転職活動について知らないことは大きな機会損失になります。
私も転職するか悩んだ末に、5年間勤めた大企業からベンチャー企業に転職しました!
そこではじめての転職活動に失敗しないために、転職活動の進め方や始め方について解説します。
本記事の内容
- 転職活動をはじめるべきかどうか
- 転職活動の流れと始め方・進め方
- 転職エージェントの利用方法
- 転職口コミサイトの活用方法
始め方・進め方だけでなく、注意すべきポイントも記載しているので、転職活動をミスなく進めることが出来るようになるかと思います。
私も転職開始3ヶ月で希望の企業から内定をもらうことが出来ましたので、そのノウハウをお伝えします!
タップできるもくじ
転職活動を始めるべきかどうか
そもその転職活動をいま始めるべきかという点について。
とりあえず始めてみることをオススメします。転職活動そのものはノーリスク。
むしろ転職活動には大きなリターンがあると考えています。
その理由は以下の通り。
- 自分の市場価値を知ることが出来る
- 良い求人がなければ転職する必要はない
- 年収をあげるために足りない部分がわかる
自分の市場価値を知ることが出来る
あなたは、自分がいくらの年収で転職できるか知っていますか?
現在の年収そのままで、転職が出来るとは限りません。
転職活動を始めてみて、どのくらいのオファーがもらえるのか感覚を掴んでおいた方が良いです。
- 会社の仕事がつまらんくなってきた
- パワハラ上司の部下になってしまったのでやめたい
こんな時に、自分がどれくらいの年収で転職できると知っていれば、やめるべきか続けるべきかの判断が出来るようになります。
私もコロナ禍で転職を始めた時、これが通常通りの求人なのか判断できませんでした。早めに活動して、感覚を掴んでおくことが大切。
良い求人がなければ転職する必要はない
そもそも転職活動をしたからといって、必ず転職しなければならないなんてことはないです。
新卒就活みたいな人事部からの「謎の圧力」もないです。
もしかすると自分が希望するような条件の求人は、この世の中に存在していないかも。
そんな感覚を掴むためにもとりあえず始めてみることをオススメします。
内定辞退をしたこともありますが、とても感じ良く対応しれくれましたよ。
年収をあげるために足りない部分がわかる
他の会社で良い条件で雇ってもらうために、どんなスキルが必要になるか具体的に思い浮かべることが出来ますか?
転職活動をしてないと、サッパリ検討もつかないと思います。
自分の会社内では評価されてるけど、世間一般では全く評価されないなんてことはザラにあります。
求人を眺めたり、面接を受けることで、自分に何が足りていないかを理解していきましょう。
良い条件で転職するために必要なことを知れば、社内でどんな経験を積めば良いのかのイメージがつきます。
ここらへんは別の記事でも詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。
転職活動そのもはノーリスク。
得られるものが大きいので、とりあえず始めてみるのがオススメですよ。
転職活動の流れと始め方・進め方
転職活動の全体の流れは、だいたい以下の流れで進んでいきます。
- 職務経歴書の準備
- 気になる求人に応募
- 書類通過
- 面接
- 内定
- 入社日や雇用条件の交渉
これらの中で、必要な作業や対応としては以下の通り。
- 職務経歴書の作成
- 自分に合う求人を探す
- 採用担当と日程調整
- 内定後の雇用条件の交渉
それぞれ簡単に解説していきますが、ぶっちゃけ一人で全てやるのはしんどいです。
そこで登場するのが転職エージェントです。
詳しくは、後述の「転職エージェントを使った方が良い理由」をご覧ください。
ひとりで進める場合、どんなことが必要になるかまとめていきます!
職務経歴書を準備
履歴書と職務経歴書は別物なので、履歴書とは別に準備が必要です。
- 履歴書=所属歴などのプロフィール確認
- 職務経歴書=実務経験の内容を確認するため
フォーマットはインターネットに落ちているものでOK。
職務経歴書は、リクルートエージェントのこちらのリンクにあるものがシンプルで使いやすいと思います。
面接するかどうかの判断に使う重要な書類なので、以下のポイントに気をつけて仕上げましょう。
- 下線や【】を使って見やすさを追求する
- STARフレームワークに意識して書く
※「S(Situation:状況)」「T(Task:課題)」「A(Action:行動)」「R(Result:結果)」の略称
改行や【】なども使わず、ダラダラと書くのは絶対NGです!視覚的な読みやすさを意識しましょう。
自分に合う求人を探す
転職活動で求人を探す方法は、大きく3つあります。
- 企業ホームページ
- 転職サイト
- 転職エージェントからの紹介
「企業ホームページ」は、文字通り企業のホームページの採用情報から応募する方法。
「転職サイト」は、リクナビNEXTなどの転職サイトの求人から応募する方法。
「転職エージェントからの紹介」は、自分に合っている求人を紹介してもらう方法。
重要度だと、「転職エージェントからの紹介 > 転職サイト > 企業ホームページ」です。
転職エージェントからの紹介が重要な理由は、「転職エージェントを使った方が良い理由」にまとめてますのでご覧ください。
採用担当と日程調整
書類が通過したら、企業の採用担当とメールで面接の日程調整をしていきます。
なるべく早めの返信を心がけて下さい。
休みの日なども確認することが出来る、個人メールアドレスで登録しておきましょう。
1社だけ受けてるとかならまだしも、複数社受けてる場合はスケジュール組みが結構しんどいです。
ただコロナ禍以降、リモート面接してくれる会社も多いので、前よりは格段に楽になってます。
仕事で忙しいかもですが、基本は1営業日以内に日程調整の返信はしましょう。
内定後の雇用条件の交渉
内定が出たら、雇用条件の調整に入っていきます。
新卒採用しか経験してない人にはイメージがつきにくいかもですが、転職の場合は「オファー面談」と呼ばれる面談が内定後にあるケースが多いです。
オファー面談の具体的な内容は、以下の通り。
- 年収の提示
- 雇用条件の確認
- 内定受諾期日の調整
- 入社日の調整
年収なども事前に伝えてる額が満たされているのか、引き継ぎなどを考慮した時の入社日は現実的なのか、などを確認していきます。
ここで条件が合えば晴れて入社ということになりますが、希望の条件でなかった場合は辞退することになります。これもまた巡り合わせですね。
ひとりで全部を対応するのはかなり大変
ここまで転職活動に必要なことを書いてきましたが、通常の仕事をこなしながら全てをこなすのはかなりしんどいです。
そこで登場するのが転職エージェント。職務経歴書の添削、企業との日程調整、雇用条件の交渉など、幅広く無料でサポートしてくれます。
ただでさえ正解のない転職なので、知見のある人に相談しつつ、頼れるものは最大限に使って進めていきましょう。
転職エージェントを使った方が良い理由
はじめての転職をする方は、特に使った方が良いと考えてます。
その理由は、大きく二つ。
- 無料で転職のサポートをしてくれる
- 非公開求人を紹介してもらえる
それぞれ解説していきます。
無料で転職のサポートをしてくれる
そもそも、転職エージェントのビジネスモデルは以下の通り。
- 採用したい企業に転職希望者を紹介
- 無事に内定をもらって転職が完了
- 成功報酬を採用した企業から得る
転職が成功すると儲かる仕組みなので、無料でもサポートしてくれるというわけ。活用しない手はないです。
具体的には、以下のようなことを支援してくれます。
- 企業の紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接指導
- 面接日程の調整
- 年収交渉
至れり尽くせりですね。
はじめての転職だとわからないことも多いので、効率よく転職を進めるためにも利用必須かと。
一方で、報酬目的でやたらと転職を急かしてくる担当がいることも事実。
複数のエージェントに登録して良い担当者を見極めたいところ。
公開されてない求人情報を持っている
世の中には「非公開求人」と呼ばれるものが存在します。
簡単に説明すると、転職サイトや採用HPに載ってない求人のことですね。
転職エージェントは、「非公開求人」を取り扱っています。
なんでそんなことをするかというと、主な理由は以下の通り。
- 公にしたくないプロジェクトのメンバー募集の場合
- 転職エージェントのフィルターを通した採用の方が効率的
雑多に応募してくる人の情報を見るよりも、転職エージェントが適切な人を選んで紹介してくれた方が、採用する側としても圧倒的に効率的ですよね。
非公開求人は全ての転職エージェントが同じものを持っているとは限りません。
複数の転職エージェントに登録して、うまく非公開求人を紹介してもらうことがポイント。
おすすめの転職エージェントは、こちらで紹介しています!
転職エージェントの利用手順
ひとりで進めることの大変さはご理解いただけたかと思いますので、転職エージェントを使った時の進め方を解説しておきます。
具体的に、どのような利用手順になっているのかを説明します。
- 個人情報の登録
- 電話がかかってきて面談日程を調整
- 担当者との面談
- 求人を紹介してもらう
- 書類選考を受ける
- 面接を受ける
- 内定〜入社日を決める
個人情報の登録
転職エージェントの公式サイトから、個人情報を入力していきます。
転職希望時期とかも記載する箇所がありますが、あくまで希望なので決まってなくてもOK。
5分もあれば終わります。
ここは特に注意することもないので、サクッと完了させましょう。
電話がかかってきて面談日程を調整
個人情報を登録すると、アポイントを取得する担当の方から電話がきます。
1日も経たずに電話がかかってくることもあり、最初は驚くかもしれません。
登録後に知らない番号から電話が来たら、とりあえず出てみてください。きっと転職エージェントです。
マイナビエージェントやdodaを利用した時は、登録から30分以内とかに電話がかかってきました。
一方で、JACリクルートメントは1~2営業日後だったとので、転職エージェントによって差があります。
ここで次回の担当者との面談日程を調整することになります。
平日の19時以降など、仕事終わりの時間でも予約できるの安心ですね!
担当者と面談
いよいよ担当となるエージェントの方との面談になります。
昔はオフィスまで行って面談することが多かったようですが、コロナ禍以降はZoomや電話での面談が主流になっています。
ここでは、「希望業界」「希望職種」「希望年収」など、具体的にどんな求人を紹介して欲しいかをしっかり伝えていきましょう。
転職について、具体的なイメージが出来てなくてもOK。
各業界の状況やどんな求人が増えてるとか、ざっくばらんにいろいろと教えてくれるので、身構えなくても問題なしです。
ただし、ここでの会話が紹介してくれる求人の内容に直結するので、完全なノーイメージで挑むのはちょっと危険です。
ざっくりで良いので、希望は伝えられるようにしておきましょう。
求人を紹介してもらう
面談が終了すると、あなたに合うと思う求人を紹介してくれます。
担当者によっては、めっちゃ大量に紹介してきます。全て見るのがしんどいくらいです。
自分の中で判断軸を決めて気に入らないと思ったものは、どんどん切り捨てていきましょう。
ある程度の件数を見てくると、自分がどんな条件を希望してくるのかも見えてきます。
担当者の方にも改めて希望条件を伝えて、紹介してくれる求人の精度を上げてもらいましょう。
紹介される求人が希望に合ってなければ、遠慮せずに伝えた方がお互いのためですよ!
書類選考を受ける
興味を持てる求人に出会えたら、選考に進みたいとエージェントに伝えましょう。
ここで履歴書と職務経歴書の提出が必要になりますが、企業側に提出する前に添削をしてくれますので、安心して提出しましょう。
職務経歴書を添削してもらいたい時は、期日には余裕を持って相談しましょう。
面接を受ける
書類選考が通ったら、いよいと面接が開始します。
日程調整や合否連絡は転職エージェント経由で連絡が来ます。
直接企業の担当者とやりとりをしなくてOKなので、とても楽に進めることが出来ます。
また面接の練習やアドバイスをもらうことも出来ますので、積極的に活用して内定を勝ち取りましょう。
面接に落ちた時も、何が原因でNGだったのかフィードバックも貰えるので次回に活かしましょう!
内定〜入社日を決める
無事に最終面接に合格すれば、いよいと内定です。
内定後には最終的な希望年収や入社可能日の調整が必要になりますが、ここも転職エージェントが代理で交渉をしてくれます。
このように転職に関しての様々なサポートをしてくれます。転職エージェントは無料で活用できるので、どんどん利用して良い転職をしましょう。
転職するかの最終的な判断は転職エージェントの言いなりではなく、自分で決断して下さいね!
おすすめの転職エージェント
転職時に利用したエージェントのうち、おすすめできる3社を紹介します。
個人的な感想も入ってますが、主に以下の観点でオススメできる転職エージェントです。
- 良い求人をたくさん紹介してくれた
- 親身になって相談を受けてくれた
- やたらと転職を進めるみたいなことがなかった
ただ大量の求人を渡してくるエージェントもありましたが、上記3社はすごく丁寧に対応をしてくれました。
各社の特徴と利用した時の感想を、それぞれ紹介していきます。
doda
- 業界最大クラスの求人数
- 各種診断や書類作成ツールなどが豊富
- 求人検索などは非常に使いやすい
dodaは、業界でNo2の保有求人数を誇る転職エージェントです。
ホームページやマイページが使いやすくて良かったです。1日に何十件も求人を見ていくので、ストレスなく利用できることは重要ポイント。
担当の方もとても親切で、求人内容の変更なども柔軟に受け付けてくれました。
求人数の多さは、転職の成功に大きく影響します。登録&面談をして、まずは求人を紹介してもらいましょう。
マイナビエージェント
次に紹介するのは、マイナビエージェントです。
20代の転職に力を入れており、第二新卒向けの求人やIT・通信系の求人数に強みを持っています。
未経験でも応募できる求人も多かったように感じます。
20代、30代で未経験の分野に挑戦してみたい人には、特にオススメできます。
一方で、40代以上の方は次の紹介するJACリクルートメントの方が合っているかなと感じました。
JACリクルートメント
最後に紹介するのは、JACリクルートメントです。
転職活動を始めるまでは名前も知らなかったのですが、個人的には満足度めっちゃ高かったです。
年収600万円以上の求人をメインで取り扱っていて、日系大手や外資系の案件を多く紹介してくれるのが特徴です。
マイページはやや使いにくいですが、それ以上に優良な求人をたくさん紹介してくれました。
年収アップを目指したい人は、とりあえず話だけでも聞いてみる価値ありです。
それぞれ特徴があるので、うまく使いこなしていきましょう!
JACリクルートメントについては、体験記事も書いてますので、合わせてご覧ください。
転職口コミサイトも活用
転職エージェントだけでなく、転職口コミサイトも一緒に使いましょう。おすすめは以下の二つです。
匿名とはいえ、過去に働いていた人の情報は非常に貴重。
「入社後のギャップ」や「退職理由」などを中心に、実際に働いていた人に聞かないと得られないような情報を重点的にチェックしましょう。
転職会議
- 300万件以上の圧倒的な口コミ数
- 口コミ付きの求人を探すことが出来る
「退職理由」や「入社後のギャップ」などの口コミも見ることが出来ますので、とりあえず登録して損なしです。
転職後にイメージと違ったとならないように、受けようと思っている企業は必ずチェックするようにしましょう。
OpenWork
- 働きがいランキングなど、ランキングがおもしろい
- 転職の思考法の著者である、北野唯我さんがディレクターを務めている
企業の要素をグラフで表現していて、単純に面白いです。
転職会議と同様に「退職理由」などを中心に、自分のイメージと異なっていないかを確認していきましょう。
どちらも詳細コメントまで閲覧には、登録が必要になります。有益情報なので、転職活動中は登録しておきましょう!
まとめ:大切なのことは、まず転職活動を始めること
転職活動の流れと進め方を解説してきましたが、改めてポイントをまとめます。
- まずは転職活動をはじめてみる
- はじめての転職はひとりでやるのはキツい
- 転職エージェントをうまく利用する
何よりも重要なことは、まず転職活動を始めること。
転職活動そのものはノーリスク
繰り返しになりますが、転職活動はノーリスク。むしろメリットが大きいと思ってます。
- 自分の市場価値がわかる
- 年収をあげるために必要なスキルがわかる
- 良い求人がなければ転職しなくて良い
過去の自分もそうでしたが、本当に転職したくなった時に活動を開始すると、正常な判断が出来なくなる可能性が高いです。
本当は良くない求人なのに、会社を辞めたい気持ちが優先して飛びついてしまったりなど。
普段から転職活動を身近に感じて、どのような条件なら転職しても良いと思えるかの感覚を磨いておきましょう。
私もコロナ前の転職市場の状況がわからず、これは適正なのか判断がつきませんでした。
思い立ったら、すぐに始めてみた方が良いです。
転職エージェントはうまく使い分けて利用する
こちらも繰り返しです。
はじめての転職活動では、転職エージェントをうまく活用した方が良いのは間違いないです。
私の場合は、以下のように求人紹介の使い分けをしていました。
- 日系:doda、マイナビエージェント
- 外資系:JACリクルートメント
それぞれ得意分野がありますし、担当者のアタリやハズレも出てきます。
複数の転職エージェントに登録して、リスクヘッジして良い転職を成功させましょう。
今回は以上となります。みなさまの転職活動が成功することを願っています!!
百聞は一見に如かず。
とにもかくにも行動を開始してみましょう!