日々の気付き 日常の悩み

何事にも本気になれない人に知ってほしいこと【一歩踏み出してみる】

悩んでる人
何かしないといけないと思ってるけど、何事にも本気になれない。なんで自分はこんなに、何を取り組んでも本気になれないんだろう。

こんな悩みを解決します。

人生はあっという間です。
「何事も本気で取り組めない」と日々を過ごしいていると、気が付いたら周りとすごい差がついていたりします。

ただし焦らないでください。「本気になれない」のは、あなたに才能やセンスがないからではなく、考え方の問題だからです。

そこで「本気になれない」時の考え方(原因)と、それに対して取るべきアクション(解決策)をまとめました。

本記事を通して、あなたのモヤモヤが解消され、前向きに頑張れるようになることを願ってます。

本記事の内容

  • 何事にも本気になれない原因
  • 何事にも本気になれない時にすべきこと
  • 気が付いているあなたは大丈夫

筆者の情報

高校生の時に、本気で勉強して大学受験に失敗するのが怖くて受験を放棄。
卒業してニートになりましたが、その後に受験勉強に本気で取り組んで、大学に入ってサークル活動やゼミ活動も本気で取り組み、いまは上場企業で会社員をしています。

昔は何かを頑張ってる人をどこか冷めた目で見てました。
が、自分も本気で頑張ってみたところ、すこしだけ人生の充実度が増しました。
その反省を元に、本気になれない方に向けて原因と解決策をお伝えします。
さず

何事にも本気になれない原因

何事にも本気になれない原因

主な原因は以下の二つ。

内的要因:自分自身に絶望するのが怖い
外的要因:周りからの評価が気になる

「現状に満足していて、何事にも本気になれない」といったケースもあると思いますが、その方は悩む必要もないので今回はスルーします。

あくまで「何かを頑張りたいけど、何事にも本気になれない」といった悩みにフォーカスします。

内的要因:自分自身に絶望するのが怖い

何かを頑張ると自分の無力さを痛感します。

部活などの学校生活で、以下のようなことを感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

  • 何倍も努力してるのはずなのに勝てない
  • どうしても追いつけない人がいる
  • やることなすこと上手くいかない、など

こういった経験は誰にでもあると思いますが、これらの経験があなたを「本気にさせる」のを邪魔してきます。

他の人と比べて頑張ったのにダメだった、自分の力はこんなもんか、と劣等感を感じて、自分の実力不足に絶望します。

誰だって辛いことは避けて通りたいと考えるのは自然なことです。

劣等感を感じたくない気持ちが、あなたを「本気になれない」状態にします。

外的要因:周りからの評価が気になる

周りの人もあなたが「本気になる」ことを邪魔してきます。

  • あいつ、◯◯して失敗して、いまダメダメらしいよ
  • あんなに必死にやってたのに、失敗したらしいよ
  • あいつ意識高すぎてついていけないわ〜

こんな会話を耳にしたことありませんかね。

自然と自分に当てはめて考えてしまって、本気で頑張って上手くいかなかった時に話のネタにされるんじゃないかと思ってきます。

こういう感じで「失敗した時の周りからの評価」が気になって、自分自身にブレーキをかけてしまうことも原因のひとつ。

最大の原因:プライドが邪魔をする

「自分自身への絶望」「周りからの評価」の根本にあるのは「プライド」です。

結局のところ、どちらもプライドが傷つくのを恐れているのです。

「本気になれない」ことの根本原因はプライドが邪魔をするから、ということを理解してください。

何事にも本気になれない時にすべきこと

何事にも本気になれない時にすべきこと

それじゃあプライドを捨てれば良いという話になりますが、そう簡単に捨てられるものじゃないですよね。

そこで具体的に、どのように考え方を変えて対応していけば良いのかを説明します。

内的要因:劣等感を味方にする

劣等感を感じて、自分に絶望するとプライドが傷つきます。

劣等感について、アドラーを心理学をまとめベストセラーとなった「嫌われる勇気」では以下のように定義されています。

劣等感は、正常な努力と成長への刺激である
健全な劣等感は「他者との比較」から生まれるのではなく、「理想の自分との比較」から生まれる
劣等感から、いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ価値があるのです

引用元:嫌われる勇気 - 第二夜 すべての悩みは対人関係

心理学者のアドラーでさえ、劣等感を感じることは自然なことと言っています。

その上で劣等感を「理想の自分に近くために必要な刺激と考え、いまの自分より前に進んでいくことい価値がある」と考えてみましょう。

自分の実力はこんなもんか、と自分に絶望する時こそ、大きな成長のチャンスなのです。

絶望をするのは仕方ないこととして、それを味方につければ良いのです。

外的要因:環境を変えてみる

もうひとつは環境を変えてみることです。

先ほど例に出した、以下のような声が聞こえてくるのは環境が悪いからです。

  • あいつ、◯◯して失敗して、いまダメダメらしいよ
  • あんなに必死にやってたのに、失敗したらしいよ
  • あいつ意識高すぎてついていけないわ〜

こういうことを言ってる人たちは、その人たちもまた「何事にも本気になれていない」ことが多いです。

このような人たちと一緒にいると、自然と自分も何かに打ち込めなくなってきます。

思い切って環境を変えてみるのが良いです。

何かに本気で頑張っている人たちは、他の人が挑戦する時も成功や失敗とか関係なく、応援してくれるものです。彼らもまた最初は挑戦するのが怖かったから。

例えば、そのように目標に向かって頑張ってる人が集まるオンラインサロンに入ってみるなど、方法はいくらでもあると思います。
頑張っている人を近くで見ているだけでも、驚くほどに意識は変わってきます。

自分を変えたい時には、環境を変えてしまうのが早いです。

いますぐにやってみる

環境を変えなきゃと思っても、実際に動き始められる人は本当に少ないです。
動き始めるのって労力もいるし大変なんですよね、過去の自分もそうでした。

本当にいまの状況を変えたいと思っているなら、いますぐに行動を開始すべきです。

明日が明後日になり、明後日が明々後日になって、結局進まない、なんてことはよくあることです。

最初の一歩を踏み出せば、後は自然と進んでいきます。深く考えずに一歩踏み出してみましょう。

気が付いているあなたは大丈夫

気が付いているあなたは大丈夫

「本気になれない」と悩んでいるあなたは、きっと大丈夫です。

世の中には、悩むまでもなく何となく日常を過ごしている人たちがたくさんいます。

そんな中で、何かに向かって頑張ろうと思って悩んでいるあなたは、それだけで十分に素晴らしいです。

なかなか上手く行かない、自分はどうしてダメなんだろう、って絶望することがたくさんあると思いますが、何もしてこなかった時よりも絶対に幸福を感じるはずです。

たとえ周りから評価されなくても、自分が本気になって打ち込めるものが見つかると、それだけで人生の幸福度はあがります。

あとは自分を信じて、行動あるのみです。

まとめ:本気になれない原因と解決策

まとめ:本気になれない原因と解決策

改めてポイントをまとめます。

  • 本気になれない原因は二つ
    • 自分自身に絶望するのが怖いから
    • 周りからの評価が気になるから
  • 本気になれない時にすべきこと
    • 劣等感を味方につける
    • 環境を変えてみる
    • 一歩踏み出す勇気を持つ
  • 気が付いているあなたは大丈夫

本気で打ち込めるものがあると人生の幸福度は上がります。

なぜ本気になれないのか自分の心を理解して、ぜひ行動を開始してみてください。

行動できずにモヤモヤしてる時よりも、よっぽど幸せになります。

最後に推薦図書を紹介

岸見 一郎, 古賀 史健

アドラー心理学をわかりやすく対話形式でまとめたベストセラーです。

本書では、「すべての悩みは、対人関係の悩みである」と断言しています。

「どうやったら人は幸せに生きられるのか」という哲学的な問いにシンプルな答えを出してくれます。

なぜ自分が悩んでいたのかが理解できて、どのように悩みと付き合っていくべきかがわかる名著です。

何かひとつでも悩み事がある人はぜひ手にとってみて下さい。

-日々の気付き, 日常の悩み

© 2024 元大企業サラリーマンの転職日記 Powered by AFFINGER5