サラリーマンライフ 仕事の悩み

G検定に合格するまでに読んだ本・参考書は?【3冊だけ】

 




悩んでる人
G検定を受けたいけど、何を勉強したら良いかわからない。
推薦図書が多すぎて、全部読むのは時間がない・・・。



こんな疑問を解決します。


◆本記事の内容

・本の紹介の前に理解しておきたいG検定の試験方法
・G検定に合格するまでに読んだ本:3冊のご紹介

G検定の公式ホームページでは、推薦図書が40冊ほど紹介されていますが、全ての本を読んでいる時間はないですよね。

そこで実際に私が合格するにあたって読んだ・勉強した本を3冊ご紹介します。


ちなみに私は文系でして、数式を見ると頭痛がするタイプです。
またこの勉強をはじめるまでは「AIって何かすごいんでしょ?」レベルでしたが、


この3冊を何回も理解するまで読み返しただけでG検定に合格することができました。



本の紹介に入る前にG検定の試験内容を理解する

G検定の試験内容

本の紹介の前にG検定の試験方法はすこし特徴的なので、理解しておきましょう。


この特徴を理解しておくと、何を勉強すべきかが見えてくると思います。

一般社団法人 ディープラーニング協会HPより


ここで押さえておきたいポイントは以下の2点です。

・オンライン受験(自宅受験)であること
・試験時間120分で220問と問題数が多いこと

 

それぞれ説明していきますね。



オンライン受験(自宅受験)であること

資格試験の多くはどこかの会場で行われることが多いですが、
G検定はオンライン受験なのでインターネット環境があればどこでも受けられます。


単刀直入に言うと、カンニングし放題っていうことですね。


「え?それなら楽勝じゃん。勉強しなくても大丈夫じゃない?」って思いますよね。


流石にそこまで甘い試験ではありません。
実際に私の周りで全く勉強しないで受かった人は、ひとりもいませんでした。



120問を220分で回答しないといけない

楽勝じゃない理由はコレです。


問題数が多すぎます。じっくりと調べる時間はありません。
単純計算で1分に2問を回答するペースです。


そのため全問を調べていたら、間違いなく時間切れで全問解けずに終わります。
諦めて勉強しましょう。



理解すべきこと

カンニングは可能だが、問題数がめちゃくちゃ多い試験ということです。


ただしG検定は試験中にわからない問題にチェックをつけて、あとで見直すことができます。


なので、難しい問題はチェックをつけて後で調べる前提で、
基礎問題を悩まずに即答していく力が必要不可欠になってきます。



つまり、基礎を徹底的に理解できるような本・参考書を選んでいけば良いということです。




G検定に合格するまでに読んだ本:3冊のみ

G検定合格までに読んだ本

基礎を完璧に理解していれば、合格できそうということはイメージできましたでしょうか。


私は実際に以下の3冊しか使っておりません。

①:人工知能は人間を超えるのか
②:深層学習教科書ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト
③:徹底攻略 ディープラーニング G検定 ジェネラリスト 問題集

ひとつずつ紹介していきますね。



①:人工知能は人間を超えるのか

ディープラーニング協会の会長でもある、松尾豊氏の著書ですね。


まずはこれを一番はじめに読むことをオススメします。


人工知能のこれまでの歴史や、なぜディープラーニングが注目されているのかを重点的に解説してくれています。


この本を最初に読んでおくことで、人工知能の本当に基礎部分を理解できるので、次に紹介するテキストや問題集への理解が全然違ってきます。


この本はG検定の受験に関わらず、ビジネスマンであれば読んでおいて損はないと思います。良書です。



②:深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト

浅川 伸一 (著), 江間 有沙 (著), 工藤 郁子 (著), 巣籠 悠輔 (著), 瀬谷 啓介 (著), 松井 孝之 (著), 松尾 豊 (著)

ディープラーニング協会の公式テキストですね。
筆者がたくさん書いてあるのは、章ごとに筆者が異なっているからですね。


今回ご紹介する3冊の中では、最もおすすめ度は低いです。


公式テキストということで、これを完璧にすれば良さそうに見えますが、
このテキストを1冊やるだけで、合格することは難しいです。


各章の終わりに練習問題がついているのですが、正直微妙です。
後ほど紹介する問題集の方が、本番にかなり近い問題が出題されて役立ちました。


この本は以下の各章に対してのキーワードを掴むといった感じで利用すると良いと思います。

第1章 人工知能(AI)とは
第2章 人工知能をめぐる動向
第3章 人工知能分野の問題
第4章 機械学習の具体的手法
第5章 ディープラーニングの概要
第6章 ディープラーニングの手法
第7章 ディープラーニングの研究分野
第8章 ディープラーニングの応用に向けて(1) 産業への応用
第9章 ディープラーニングの応用に向けて(2) 法律・倫理・現行の議論

一般社団法人 ディープラーニング協会 公式テキスト刊行のお知らせ


各章によって筆者が異なるのが原因か、詳しい章と説明が不足していると感じる章のバラつきがありました。


そのためキーワードの内容をもっと知りたいという時は、本ではなくGoogleでその単語を調べて覚えていくのが効率的かなと思います。



③:徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集

スキルアップAI株式会社 明松真司 (著), スキルアップAI株式会社 田原眞一 (著)

この問題集が一番おすすめです。これは絶対にやった方が良いです。


問題集でありながら、解説が非常に充実していて理解しやすいです。


そして何より、この問題集でやった問題がそのまま出たんじゃないかっていうくらい、本番と近い問題ばかりでした。


某学習教材の「これ!◯◯でやったのと同じだ!!」ってやつと同じ現象ですね。


この問題集は何回も繰り返し、解説を熟読し、全問正解するレベルまでやった方が良いです。



G検定を受験しての感想とアドバイス

私は上記の3冊を繰り返しやることで合格できました。


試験の時は120分間集中しっぱなしで、試験が終了した時にはクタクタになってました笑
ギリギリ見直しまで完了したっていうくらいで、回答できないで終わった問題はありませんでした。


基礎を完璧にするという戦略は間違っていないはずなので、あまり難しいことを詰め込もうとせずにしっかり基礎を勉強をすれば合格できると思います。


ただ最後にもうひとつアドバイスをするとすれば、想像以上に「時事」「法律」の問題が出題されました。


法律問題も時事問題と似ていて、近年制定された法律などが多く出題されました。


それらはテキストにも問題集にも載っていませんでした。


まさにジェネラリストとして、必要な事業への応用する上で、世の中の動きや法規制を把握しておく必要があるということかと思います。



まとめ:G検定は受かるための勉強に意味がある

G検定に受かることはもちろんですけど、勉強したことに非常に意味を感じています。


これから人工知能の領域が大きくなってくることは間違いないと思いますので、しっかり勉強してAIに対するリテラシーを高めておくことは、損ではないかと思います。


みなさまがAIの知識を身につけて、G検定にも合格できることを願ってます。



おまけ:AI白書 2020

独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会 (編集)

私は買うだけ買って利用していなかったのですが、
試験後に見返したところ、時事問題や法律に関する内容はこのAI白書にある内容が多く出ているように感じました。


時間に余裕がある場合は、近年の動向あたりを眺めても良いかもしれないですね。


ただこの本はめちゃくちゃデカイです。
持ち歩くのは疲れるので、圧倒的にkindle版がおすすめです。



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