LinkedInでカジュアル面談しませんかって誘われたけど、どんな感じなんだろ?
カジュアル面談って、何か準備する必要あるの?落ちないよね?
こんな方に向けた記事です。
LinkedInやWantedlyに登録していて、企業の担当から「カジュアル面談しませんか?」と連絡が来た人も多いのではないでしょうか?
カジュアルにって書いてあるし、何も準備しなくていいやろ!
こんな感じで臨むと、痛い目を見ます。
カジュアル面談も選考の一部です。
印象が悪ければ、次の面接に呼ばれることはありません。
私も大企業からベンチャー企業に転職しました。
その時も、ほぼ全てのベンチャー企業でカジュアル面談を実施しましたよ。
その経験から、
- そもそもカジュアル面談とは
- カジュアル面談でも落とされる?
- カジュアル面談中に聞かれること
- カジュアル面談前に準備すべきこと
を記事にまとめました。
めっちゃ質問されて、ボロボロだった・・・。
こんなことにならないように、実際に聞かれた質問もまとめています。
これからカジュアル面談を控えている方や、ベンチャー企業への転職を考えている方は、ぜひ最後まで読んで見てください!
カジュアル面談は「合格」「不合格」って感じではないですが、シンプルに次の面接の案内が来なくて関係が終わります(笑)
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カジュアル面談とは
そもそもカジュアル面談って何なんだ?
一言で言うなら、「採用面接」ですね。
え?普通の面接と何が違うのよ?
ぶっちゃけ、あまり差はないです。
カジュアル面談という言葉を使うことで、
- 求職者も気軽に受けてくれる
- 対話のイメージで本音を聞きやすい
- 働きやすい企業のイメージを与えられる
といった感じのイメージを求職者に持たせることが出来ます。
企業としては求職者と接点を持ちやすくなることで、応募してくる人以外にも採用の幅を広げられるということ。
なので、普通に面接と同じくらいの気持ちで受けた方が良いです。
一方で、本当にカジュアルに情報交換をしたいだけといったケースもあります。
が、そういった企業も会話した内容やどんな人物かといった情報は、以降の選考にも間違いなく影響してきます!
カジュアル面談でも落とされるのか
結論、カジュアル面談でも普通に落ちます。
落ちる理由について、企業側の立場になって考えてみましょう。
あくまで採用活動だから
繰り返しになりますが、カジュアル面談は採用活動です。
そのため、組織的に「どんな人物が必要か」などのターゲットを定めており、その条件に合致する人に声かけをしています。
面談の担当者も、貴重な業務時間を使ってあなたと面談をします。
ただの会社紹介や疑問解決のために、貴重な時間を使ってはくれないですよね。
採用活動として面談をしてるということを頭に入れておきましょう!
面接すべき人かを見極めるのが目的だから
カジュアル面談には、ゼロ次選考としての役割があります。
つまり、面接するのににふさわしい人物かを振り分けているということです。
1次選考を行うのは、カジュアル面談担当者の上司だったりしますから、シビアな目でふさわしい人物かを見極めにきます。
自分がカジュアル面談の担当者だとしても、会社に合ってそうな人か気になりますよね(笑)
カジュアル面談で聞かれること
具体的にカジュアル面談で聞かれることは、以下の通り。
- 現在の仕事内容について
- 弊社のことを知っているか
- 転職するつもりはあるか
- どのような仕事をしたいか
- 面接に進む気はあるかどうか
通常の面接よりは相手の企業のことを聞くチャンスを設けてくれますが、基本的には面接のようなやりとりになります。
時間としては1時間くらい。
上記の内容を話してたら、あっという間に終わってしまいます。
どんなことを聞かれるのか、さらっと紹介していきます。
現在の仕事内容について
簡単な自己紹介が終わったら、その流れで仕事内容について聞かれることが多いです。
現在の仕事内容を聞きつつ、過去の内容も確認するための会話のフックですね。
過去の経験やスキルが、求めてる人物像とマッチしてるかのチェックが目的。
もしやりたい仕事があるなら、その部分に関係があるような業務経験をここで頭出し出来てると良いかと。
弊社のことを知っていますか?
これはカジュアル面談ならではの質問かなと思います。
正直、○○をやっている会社ということしか・・・。
こんな感じで伝えると、担当者の方から資料を使って説明してくれますよ。
ここから気になってることも質問できるので、正直によく知らないと伝えて問題なしです。
転職するつもりはあるのか
仮にオファーを出した時に、オファーを受けてもらえるのかのチェックですね。
カジュアル面談をしても、
- 現在の仕事が楽しくてやめる気はない
- 情報交換目的でカジュアル面談を受けた
- プロジェクトが終わるまで転職はしない
などの理由で転職を考えてない方も一定数はいるので、意向を確かめておこうってことですね。
ここも正直に答えた方が良いですよ。
仮にすぐ転職する気がなくても、また声をかけてもらえる可能性もありますしね。
どのような仕事をしたいのか
会話が進んでくると、
この人は、こんな仕事を任せてみたい!
みたいなことを担当者もイメージしてきます。
そこで会社がやって欲しい仕事とあなたの希望が合っているかのチェックが必要になるわけですね。
もちろん、ここも正直に伝えましょう!
面接に進む気はあるかどうか
カジュアル面談の次は正式な面接になりますので、その案内を受けてくれるかのチェックです。
このセリフを引き出せたら、カジュアル面談は合格。
あとは面接日程の調整の連絡を待ち、選考が進んでいくことになります。
カジュアル面談の前に準備すべきこと
次は「どんなことを事前準備しておけば良いの?」という疑問にお答えします。
まず前提として、就活の面接みたいにガチガチに準備する必要はないです。
「落ちますよ」とか言っておいてアレですが、カジュアル面談はあくまでもラフな会話がメインになります。
なので、質疑応答というよりは会話を楽しむイメージを持っておいた方が良いです。
前提をご理解いただいた上で、具体的な内容を確認していきましょう。
最低限の企業情報を調べる
まず、最低限の企業情報は調べましょう。
これはマナーかなと思います。
相手も貴重な時間を使って、あなたと面談をしてくれています。
具体的には、
- 採用ページを一通り眺めてみる
- 事業内容や主力商品を調べておく
- ニュースサイトで検索してみる
などですかね。そこまで時間をかける必要はないですが、全く何も知らないって状態は避けましょう。
現在の仕事に対しての考えを整理する
仕事に対する考えを整理しておきましょう。
採用に繋がっていく面談ですから、必ず仕事に対する価値観のチェックがあります。
例えば、
- 現在の仕事のどこにやりがいを感じるか
- どんな時に喜びを感じるのか
- 逆にこんな仕事はしたくないと感じることは
などなど。
何となく働いてるとあまり意識できない部分かもですが、この機会で整理しておくと良いですよ。
自分の価値観を理解してないと、良い仕事と出会うのは難しいもの。
将来的にどうなりたいのかをイメージする
将来的にどんな風になっていたいのかもイメージしておきましょう。
直近でやりたいことも大事ですが、将来の目指している姿がマッチしているかも重要です。
当たり前ですが、一緒に働く人を探すなら、できるだけ長く働いてくれる人を探しますよね。
例えば、「あなたのやりたいこと」と「会社が目指していく方向」が一致してるなら、きっとお互いにハッピーになります。
こんな感じで、最終的に目指す方向性が合っているのかは重要ポイント。
ざっくりでも良いので、将来的にどうなりたいのかをイメージしておきましょう。なん
まとめ:カジュアル面談とて油断は禁物
本記事の内容をまとめます。
本記事の内容まとめ
- カジュアル面談も落ちることはある
- ガチガチに準備する必要はない
- が、ある程度は準備しておく必要あり
カジュアル面談のベースは、あくまでも会話です。
会話を通じて、仕事に対する価値観を知り、ミスマッチを防ぐのが目的になります。
なので、ガチガチに準備を固める必要はないですが、
- 仕事に対する考えがまとまってない
- 将来のことは全く考えていない
など、自分の考えが整理されてない状態だと、良い面談にはならないかと思います。
良い機会なので、自分の考えを整理しておきましょう!
カジュアル面談を通して、自分の考えが整理されることもあるので、
えー。なんかめんどくさそうだし、やめておこうかな。
とかは思わずに、積極的に受けてみると良いと思います!
みなさまが良い仕事と出会えることを願っております。
今回は以上です。
転職で悩んだ時、参考になった本を紹介します。
1.転職の思考法
転職を考えている人は、必読の一冊です。
市場価値とは何か、どのように仕事をすべきかを考えさせてくれます。
2.やりたいことの見つけ方
自分の特性は何か、やりたいことは何かに悩んでいる人におすすめです。
この本に書かれている手順通りに考えれば、やりたいことがわからないと悩む人はいなくなると思います。
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