こんな疑問を解決します。
大企業に転職したのはいいけど、自分と合っていなくて活躍できなかったら時間も労力も無駄になってしまいますよね。
そこで大企業に向いていない人の特徴を、チェックリスト形式でまとめてみました。
逆を言えば、チェックリストに当てはまらない人は大企業に向いている人ですので、転職活動をする時などに参考にしてみてください。
本記事の内容
- 大企業に向いていない人:チェックリスト
- 逆に大企業で活躍してる人の特徴
- 大企業に向いていないと思ったら
筆者の情報
- 新卒で従業員1万人以上の日系大企業に就職
- 7年間在籍
- 現在は、ベンチャー企業に転職して働いています
複数部門を経験する中で、活躍する人、活躍できない人、ベンチャー企業やその他の大企業に転職する同僚たちを数多く見てきました。
外資系企業はまた事情が異なると思いますが、この記事では日系大企業での経験を元に大企業に向いていない人の特徴と理由を解説します。
大企業に向いてない人:チェックリスト
大企業に向いていない人のチェックリストは以下です。
- 無駄や非効率が嫌い
- 年功序列より成果主義
- やりたいことが明確にある
- 派閥争いや社内政治は苦手
- ステータスより自身のスキルUPの方が重要
2つ以上当てはまるのならば、大企業で働くと大きなストレスを抱えることになるかもしれません。
ひとつずつ説明していきます。
無駄や非効率が嫌い
大企業には、無駄や非効率なことが多いです。
無駄な会議、無駄な資料作成、無駄な報告、無駄な手続き、、などなど
例えば、無駄な会議
「なんでこんなに参加者いるんだ?40人くらいいるよなぁ・・・」みたいな会議が本当にあります。
ひとつの案件に各部で担当が3~4人いて、会議にはとりあえず全員参加して細かい内容をあとで分担するみたいなことが多いです。
分担後の1人あたりの業務量が少ないので、手を動かす仕事よりも会議に参加してる時間の方が長いなんてこともあります。
無駄や非効率なことが嫌いな人にとっては、このようなやり方も大きなストレスになります。
年功序列より成果主義
成果主義を掲げる大企業も多くなってきましたが、なんだかんだで年功序列は残っています。
圧倒的に成果を出したのに昇格しなかった理由を上司に質問すると、「◯◯さんって今年で40歳になるだろ?だから、成績は微妙だけど、◯◯さんを上げることにした」など
日系大手企業では、年齢をベースに昇格などの評価を決めることはよくある話です。
成果を出した分だけ評価を得たいという方は、年俸制を採用している外資系企業やベンチャー企業の方が気持ちよく働けるかと。
やりたいことが明確にある
やりたいことが明確に決まっている人にも向いていません。
大企業ではジョブローテーションという、複数の部署を経験させる制度を採用しているところも多いです。
私も7年間で、営業、カスタマーサポート、サービス企画、プロジェクトマネジメントと複数の部門に異動となっています。
仮に希望の部署で仕事が出来たとしても、ジョブローテーションで希望ではない部署に異動になることもあります。
明確にやりたいことがある人にとっては、大きなストレスになるので注意が必要です。
派閥争いや社内政治は苦手
派閥争いや社内政治があります。
「誰について行くか」みたいな会話が当たり前のようにされていて、影響力のある上司に好かれることで会社内で生き残ろうとする人がたくさんいます。
活躍するためには仕事力よりも、誰に好かれるかみたいなことを考えないといけません。
ユーザーよりも社内に目線が行きがちなところがあるので、そのような文化にストレスを感じる人も多いです。
ステータスより自身のスキルUPの方が重要
中小企業と大企業では、案件の規模こそ大企業の方が大きいものの、ひとりひとりの仕事の幅は中小企業の方が大きいです。
大企業は人も組織も多く役割も細分化されていますので、ひとりひとりの担当範囲は狭いです。
会社外でのステータスは大企業の方が良いですが、個人のスキルを伸ばすという観点では中小企業に劣ります。
スキルを身につけていきたいという方には、大企業の働き方は物足りなく感じるはずです。
逆に大企業で活躍してる人の特徴
大企業で活躍している人は、人間関係を最優先に考えられる人が活躍しています。
人間関係を配慮できるのは、企業規模に関係なく社会人として大事なことですが、大企業では特に求められる要素です。
例えば、以下のような特徴です。
- 社交的かつ上司へのアピール上手
- 嫌な顔せず、仕事をこなせる
社交的かつ上司へのアピール上手
成果を出すよりも上司にしっかりとアピール出来る人が評価されます。
どれだけ成果を出そうとも、上司に対して頑張りが伝わってないなければ評価は上がりません。
会社内の他部署とのつながりも重要で、仕事を円滑に進めるには他部署の人とも積極的に関わっていくことで仕事の幅が広がります。
上司だけでなく他部署など含めた社内の人間に対しても、社交性を発揮して良好な関係を築ける人は活躍できます。
嫌な顔をせず、仕事をこなせる
上司や他部署から、無茶な仕事の依頼が来ることもあります。
嫌な顔をせずに仕事を引き受けることで信頼度が上がり、こちらが無茶なお願いをしても聞いてもらえます。
どんな仕事でも必要な要素だと思いますが、大企業では特に社内の関係性が重要です。
多少の理不尽があっても断らず、「いい人」「頼られる人」になれることが重要です。
まとめ:大企業に向いてないと思ったら
あらためて大企業に向いていない人のチェックリストは以下です。
- 無駄や非効率が嫌い
- 年功序列より成果主義が良い
- やりたいことが明確にある
- 派閥争いや社内政治は苦手
- ステータスよりスキルUPの方が重要
これらが当てはまる人は、大企業で働くときっとストレスを感じることでしょう。
全ての大企業が当てはまるわけではない
「ベンチャーで働いてるけど、なんか大企業も合わなそうだなぁ・・」と思った方もいるのではないでしょうか。
もちろん全ての日系大企業が、このような特徴を持っているわけではありません。
同じ日系の大企業でもメガベンチャーと呼ばれるような企業などは、積極的に成果主義を取り入れたりなど、優秀な人材を獲得するために工夫を凝らしています。
自分に合っている会社を探してみる
自分に合っている会社を見つけることは、なかなか難しいです。
ただ動き出さないことには始まらないので、とりあえず転職エージェントに登録して相談してみると良いです。
個人的なおすすめは、マイナビエージェントとdodaです。どちらも求人数も多く、担当者が親身になって相談に乗ってくれました。
転職のプロのエージェントと会話して、はじめて自分はどのような条件を求めていて、どんなことを重視してるのかが見えてきます。
隣の芝は青く見えるものです。
大企業が向いてないかも?思った方は、自分の環境を客観的に見直すためにも、まずは行動をはじめましょう。
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