仕事がつまらない。このまま過ごしてて良いのかなぁ・・・。
やりたくない仕事だけど、生活のためには・・・。
こんな方に向けた記事です。
誰しも一度くらい、
- 想像していた仕事内容ではなかった
- 希望では無い部署に異動させられた
など、「やりたくない仕事」について悩んだことがあるのではないでしょうか。
やりたくない仕事との向き合い方については、
- 続ける必要はない派
- 続けた方が良い派
と意見が分かれており、どうしたら良いか悩んでしまう人が多いのかなと思います。
本記事では、「やりたくない仕事は続ける必要はない派」と「やりたくない仕事も続けた方が良い派」の意見を参考にしつつ、どのように行動すべきかをまとめました。
私も過去にやりたくない仕事から逃げた経験があるので、その体験談も踏まえてお伝えしていきます!
本記事の内容
- やりたくない仕事を続ける必要はない派の主張
- やりたくない仕事でも続けた方が良い派の主張
- 【体験談】やりたくない仕事から逃げた話
- やりたくない仕事を続けないでも良くするためには
どちらの主張にも耳を傾け、どのような考え方をするべきなのかを一緒に見ていきましょう。
個人的には、「やりたくない仕事を続ける必要はない派」です!
タップできるもくじ
やりたくない仕事を続ける必要はない派の主張
まずは「続ける必要はない派」の主張を見ていきましょう。
- ストレスは心身の不調につながる
- 時間の使い方として勿体ないから
- 昔よりやりたいことが出来る時代である
上記の通り。
順番に見てみましょう。
ストレスは心身の不調につながる
やりたくない仕事をすることは、ストレスの原因になります。
ご存知の通り、ストレスは万病の元と言われるくらい、心身に影響を及ぼします。
例えば、
- イライラ感
- 頭痛
- 吐き気
- 肩こり
などなど。
なんか体調が優れないなーと思っていたら、ストレスが原因だったなんてことはよくあります。
やりたくない仕事を続けて体調を崩しているようじゃ、元も子もないよね?
というのが、やりたくない仕事を続ける必要がない派の主張ということです。
健康であることは、何よりも重要!!
時間の使い方として勿体ないから
やりたくないことに時間を使うのは勿体ない、という主張です。
多くの人は、1日8時間、週40時間以上を仕事に費やしています。
人生100年時代とはいえ、時間には限りがありますから、週40時間以上をやりたくないことに使う時間としては大きすぎます。
もし自分の好きなこと、やりたいと思えることにこの時間を使えたら、もっと良い成果が出せるかもしれません。
もっと良い時間の使い方があるんじゃない?
というのが、やりたくない仕事を続ける必要がない派の主張ということ。
たしかに、仮に仕事がやりたいことなら幸福度が上がるかも。
昔よりやりたいことが出来る時代である
最後は、やりたいことが出来る時代になってきてるじゃん、という主張です。
一昔前は、
- 終身雇用が当たり前
- 転職市場も活発ではない
- 副業は会社で禁じられている
など、基本的にやりたくない仕事でも続けるしかなかった時代でした。
しかし、ここ最近は、
- 終身雇用は崩壊しつつあり、
- 転職も当たり前の時代で、
- 副業も解禁されつつある
など、誰しもがやりたいことが出来るチャンスがあるというわけです。
せっかくやりたいことが出来るチャンスがあるのに、活かさないのはもったいなくない?
というのが、やりたくない仕事を続ける必要はない派の主張ということですね。
たしかに、やりたいことをやるには、良い時代になってきてるのかも。
やりたくない仕事でも続けた方が良い派の主張
次は、「続けた方が良い派」に主張を見ていきましょう。
- すぐに逃げる癖がつく
- 石の上にも三年を信じている
- 誰だってやりたくない仕事をしてる
上記の通り。
それぞれ見ていきましょう。
すぐに逃げる癖がつく
やりたくないという理由で辞めることで、すぐに逃げる癖がついてしまうという主張です。
このような方々は、
- 前向きな理由でやめるなら問題ない
- どの仕事も辛い部分はある
- すぐに諦めてしまうのは良くない
といった考えから、逃げる癖がつくと主張をしています。
たしかに、1ヶ月とか2ヶ月とかでさっさと辞めてしまうのは、甘えと言われても仕方ない気がします。
一方で、ストレスが限界であったり、悩みに悩んだ末の結論なら問題ないかなと思います。
どの仕事も辛い部分はあるよ?もうちょっと頑張ってみようよ。
というのが、やりたくない仕事も続けるべき派の主張ということですね。
逃げたというより、早めに見切りをつけたという捉え方もできそう。
石の上にも三年を信じている
とりあえず3年は続けるべき、という主張です。
どんな仕事でも、
- 最初のうちは辛い
- 慣れてきたら大丈夫なはず
- 耐え忍んだらきっと良いことが待っている
と、石の上にも三年的な発想から、まずは続けてみろと勧めてきます。
たしかに、仕事は慣れるまでの期間が一番辛いので、この考え方にも一理はあると思います。
しかし、営業を希望していたのに経理に配属されたなど、根本的に方向性が違う場合は、当てはまらないのかなと思ってます。
とにもかくにも、
とりあえず、3年くらい続けてみーや
というのが、やりたくない仕事も続けるべき派の主張ということです。
全てにとりあえず3年は当てはめる必要はないですが、慣れるまで頑張れそうならやってみるのもありですね。
誰だってやりたくない仕事をしてる
もう一つは、誰だって同じなんだから、という主張です。
このような主張をする人は、
- 仕事は辛いものである
- おれだって我慢してきた
- みんなも我慢している
という考えから、やりたくない仕事でも続けるべきだと主張しています。
よくあるのは、
おれが若い時はもっと大変だった。これだから今時の若者は〜
ってやつですね。
「みんな辛いんだ!お前も文句言わないで頑張れ!」というのが、続けるべき派の主張のひとつということです。
自分が辛かったのなら、下の世代は同じ思いをさせないようになんとかしてもらいたいものです(笑)
双方の意見まとめ:考え方を少し変えてみよう
「続ける必要はない派」「続けるべき派」のそれぞれの主張を見てきました。
改めてまとめると、以下の通り。
続ける必要はない派
- ストレスは心身の不調につながる
- 時間の使い方として勿体ないから
- 昔よりやりたいことが出来る時代である
続けるべき派
- すぐに逃げる癖がつく
- 石の上にも三年を信じている
- 誰だってやりたくない仕事をしてる
みなさんはどう思ったでしょうか?
考え方を少し変えてみる
個人的には、どちらの意見も一理あるなって感じです。
そこで、それぞれの意見に対して少しだけ考え方を変えてみましょう。
例えば、
続けるべき派の「すぐに逃げる癖がつく」と言う主張は、考え方を変えたら「早い段階で損切り出来るスキル」って考えることも出来ます。
つまり、結局のところは、それぞれの主張も考え方や立場の違いに過ぎないので、どちらが正しいということはないのです。
自分の価値観をベースで考えてみる
どっちが正しいということがないのであれば、あとは自分の価値観を信じてみましょう。
仮に仕事をやめたとして、最も影響があるのは自分自身です。
最終的には、自分の価値観をベースに判断を下したと思えれば、後悔はきっとしないはず。
やりたくないことに人生の時間を使うのが勿体無いと思うのなら、無理に仕事を続ける必要はないです。
逆に、すぐに逃げたいと思う自分を変えたいのであれば、とりあえず続ける選択は非常に納得感のあるものになります。
でも、それが出来ないから困ってるんだよなぁ・・・
という意見もあると思いますが、そういう時も直感的に自分の価値観に近いものを選んだ方が後悔は少ないです。勇気を出して決断しましょう。
最初にどう感じたか、直感を信じてみよう!
【体験談】やりたくない仕事から逃げた結果、ストレスフリーになった
私もやりたくない仕事から逃げた経験があるので、その体験談をお伝えします。
結論から言うと、やりたくない仕事から逃げて、ストレスが激減しました。
部署異動が原因でやりたくない仕事に
自分の仕事のやりがいは「お客様の役に立っている」という実感を得られることでした。
具体的には、
- 営業
- カスタマーサポート
- ダイレクトマーケティング
など、形は違えど、お客様に影響を与えている実感に喜びを感じていました。
ですが、部署異動により社内プロジェクトの取りまとめをする部署に異動となり、お客様に影響を与えている実感はゼロ。やりがいは完全に失われました。
日々、
こんなことがやりたかったわけじゃ・・・
と悶々とする日々を送っていました。
転職してやりたいと思える仕事につけた
最低でも3年は部署異動をすることが難しいと分かり、
それなら会社ごと変えるしかないか・・・
と思い、転職活動を開始。
結果として、大企業からベンチャー企業へ転職することに。
会社の規模も変わって、仕事はハードになった部分もありますが、
「なんでこんな仕事を・・・」と思うこともなくなり、ストレスフリーに仕事をすることが出来ています。
ここらへんの転職をして感じたことは、「【体験談】大企業からベンチャー企業に転職して感じた違い【三つある】」でも詳しく書いていますので、ぜひ合わせてお読みください。
やりたくない仕事を続けなくても良くするために取れる行動
最後に、やりたくない仕事を続けなくて良くするために取れる行動を紹介していきます。
まずは自分自身と向き合ってみる
自分自身としっかりと向き合ってみましょう。
具体的には、
- やりたくないことは何か
- なぜやりたくないと感じるのか
- どんなことならやりたいのか
を明確にするために、箇条書きでも良いのでリストアップしていきましょう。
「なぜやりたくないのか」と言語化することで、次の仕事を考えるべきなのか、それとも改善の余地はあるのかなどの判断がしやすくなります。
逆に、この基準が自分の中で曖昧だと、何から手をつけて良いか迷うことになります。
まずは「やりたくないこと」「それはなぜか」を書き出してみましょう!
転職活動をはじめてみる
部署異動などでの解決が難しければ、転職活動をはじめてみましょう。
やりたいと思える仕事かつ待遇アップなんてこともあるので、転職は有効な手段になり得ます。
はじめて転職活動をするなら、転職エージェントを利用するのが圧倒的におすすめです。
- 希望に合う求人を紹介してくれる
- 職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策を手伝ってくれる
などなど、無料なのに手厚くサポートしてくれるので、利用しない手はありません。
転職活動の始め方ついては、「【転職活動の始め方と進め方】転職すべきか悩んでいる人に進め方を完全解説」の記事で詳しく書いていますから、ぜひ合わせてお読みください。
まとめ:個人的には続ける必要はないと考えています
やりたくない仕事に対して、「続ける必要はない派」と「続けるべき派」の双方の意見を見てきました。
続ける必要はない派
- ストレスは心身の不調につながる
- 時間の使い方として勿体ないから
- 昔よりやりたいことが出来る時代である
続けるべき派
- すぐに逃げる癖がつく
- 石の上にも三年を信じている
- 誰だってやりたくない仕事をしてる
どちらの意見にも一理あるなと思っていますが、個人的には「続ける必要はない派」です。
理由としては、
悩み事に対しては、何もしないと後悔することが多い
と考えているからです。
もちろん、やりたくない仕事だからといって、勢いでやめてしまうことには反対です。
自分自身が「なぜやりたくないのか」を考えて、その上で行動することで後悔ない選択が出来るかなと思ってます。
後悔しない仕事のやめ方については、「【仕事、辞めるんじゃなかった】退職して後悔しないために必要なこと【冷静になろう】」でも詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
みなさんが、やりたいと思える仕事に出会って、充実した毎日が送れることを願ってます。
それでは、今回は以上になります。
こんな記事も書いています。
転職に悩んでいる人に向けて、本当に恐ろしいのは何もしないことであることをまとめた記事です。
出世したいと思えないなら、きっと働いてる会社が合ってないですよ、ということをまとめた記事です。
心身の健康より大切なものはない、ということをまとめた記事です。