こんな悩みを解決します。
ただ退屈になんとなく過ごすのは、時間がもったいないです。
どうせなら没頭できることを見つけて、ワクワクした時間を過ごしたいですよね。
そこで「没頭できることの見つけ方」を紹介します。
没頭できることを見つけられれば、「何かしないと」みたいなモヤモヤしていた気持ちが晴れて、あっという間に1日が終わったなんて日々を送れます。
本記事の内容
- 没頭できることを見つける方法
- 「好き」=「没頭できる」ではない
- 好きなことを仕事にするのではなく、仕事を好きになる方法
いくつかの本を参考に得た知識から、没頭できることの見つけ方を紹介します!
没頭できることを見つける方法
没頭できることを見つける方法は、結論:自分でプランを立てることです。
人が没頭するメカニズムを知る
人が没頭するためには、いくつかの条件があります。
没頭するための条件
- ゴールとルールが明確であること
- 取り組みをコントロールできること
- 取り組みのフィードバックが早いこと
- 報酬と快感を得ることができること
イメージが湧きにくい方は、ギャンブルやゲームを想像するとわかりやすいです。
なぜギャンブルにハマるのか
ギャンブルには、没頭するための条件が詰め込まれています。
- ゴールとルールが明確であること
▶︎限られた条件の中でお金を稼ぐ - 取り組みをコントロールできること
▶︎自分で賭ける対象を選択できる - 取り組みのフィードバックが早いこと
▶︎すぐに結果が出て改善できる - 報酬と快感が得られること
▶︎当たればお金がもらえる
ソーシャルゲームにハマる人が続出するのも、ほとんど同じ仕組みですね。
- ゴールとルールが明確であること
▶︎決められた仕様の中で勝つこと - 取り組みをコントロールできること
▶︎課金や育成など自分で選択できる - 取り組みのフィードバックが早いこと
▶︎すぐに勝ち負けがわかり改善できる - 報酬と快感が得られること
▶︎勝つと達成感と幸福感が得られる
報酬は必ずしもお金などの目に見えるものである必要はありません。
達成感や幸福感も十分に報酬と感じることができます。
このように、主体的に行動して、それに対する報酬が得られるというメカニズムに人は没頭します。
自分でプランを作ってみる
人が没頭するメカニズムを応用して、没頭したいことに対してプランを自分で立ててみます。
例えば、受験に受かりたいという目標があったとして、受験勉強にこの仕組みを当てはめて考えてみます。
没頭プラン:受験勉強(ダメな例)
- 制約と目標が明確であること
▶︎期間内に勉強し受験に合格する - 取り組みをコントロールできること
▶︎時間の使い方は自分次第 - 取り組みのフィードバックが早いこと
▶︎合格したか不合格したかわかる - 報酬と快感が得られること
▶︎志望校に合格する
これで没頭できたら苦労しないですよね。
上の例でダメなのは目標が長期的な視点すぎて、フィードバックが早くない点が問題です。
自分の行動に対してフィードバックがあり、それを改善して行動して、またフィードバックを受けて、というサイクルが早くないとダラけてしまいます。
なので、短期的な目標を設定することが重要になります。
没頭プラン:受験勉強(良い例)
- 制約と目標が明確であること
▶︎期間内に勉強し受験に合格する
▶︎今日のうちに3ページ進める - 取り組みをコントロールできること
▶︎時間の使い方は自分次第 - 取り組みのフィードバックが早いこと
▶︎合格したか不合格したかわかる
▶︎明日には3ページ進めたかわかる - 報酬と快感が得られること
▶︎志望校に合格する
▶︎目標に対する達成感
このように短期的な目標からプランを立てて、それに対して毎日全力疾走していくことが没頭するためのコツです。
あらためて没頭するためのプラン立てのポイントをまとめます。
- 目標は長期ではなく短期
- ギリギリ達成可能な目標にする
- 行動→フィードバック→改善を意識
自分が取り組みたいことに対して、上記を当てはめて取り組んでいくだけで夢中になれるはずです。
「好きなこと」=「没頭できること」ではない
よくある考えとして「好きなことであれば自然と没頭するのでは?」というものがあります。
しかし、本当にそうでしょうか?
「好きなことを仕事にしたら、心から楽しめなくなった」なんてことを聞いたことがありませんか?
この疑問は人が物事を好きになるプロセスを知ることで、ある程度は理解できます。
人が物事を好きになるプロセスを知る
読書が好きな人って、最初から読書が好きかというと違いますよね。
そもそも人が物事を好きになるプロセスは、以下の通り。
「好き」→「没頭」ではなく、「没頭」→「好き」
あなたが好きだったことも、好きだからハマったのではなく、ハマったから好きになったんですよね。
物事を好きになる前には「没頭する」という体験があり、本当に好きなことは「ずっと没頭していられる」のです。
好きなことを仕事にしたら、好きじゃなくなった
何となく「自分はコレが好きかな・・・」くらいで考えているものを仕事にすると失敗します。
我を忘れるほど没頭できるものでなければ、「本当に自分は好きなのかな?」など疑問が出てきます。
その結果「本当は向いてない仕事かも・・?」とか考えて、それ自体が楽しめなくなるってことですね。
好きなことを仕事にするのではなく、仕事を好きになる努力をする
人生の多くの時間を仕事に費やすので、仕事を好きになれると幸せですよね。
好きなことを仕事にして失敗したケースを紹介しましたが、それなら仕事を好きになってしまうのが早いです。
没頭するメカニズムを仕事に応用する
先ほどのメカニズムを応用して、仕事に対して自分でプランを立てます。
- 制約と目標が明確であること
▶︎今週中に契約を1件獲得する - 取り組みをコントロールできること
▶︎提案方法は自分で考えて良い - 取り組みのフィードバックが早いこと
▶︎提案方法が有効かアドバイスをもらう - 報酬と快感が得られること
▶︎契約を取った時の達成感
どんな仕事でも、工夫してみる価値はあるかと。
ポイントは自分で決めることです。
上司に指示されただけの目標では、没頭することは難しいです。
どんな仕事でも楽しめるという人は、自分を没頭させるメカニズムをわかって、自分なりに楽しめるプランを立てられるからです。
仕事がつまらないと思っている方は、没頭するメカニズムを利用して仕事そのものを楽しめるようになっちゃいましょう。
とはいえ、合わないことはある
とはいえ、どうしても自分には向いてないと感じることはあると思います。
- 営業が苦手すぎて胃が痛くなる
- ずっと座って作業するのが苦痛
何でもかんでも最高に楽しめる人は希で、誰にでも向き不向きはあります。
悩んでいるなら転職エージェントに相談する
没頭できる仕事に出会えると、人生の幸福度は間違いなく上がります。
いろいろやってみたけど、いまの仕事はやっぱり合ってないと感じるなら、思い切って環境を変えてみましょう。
はじめての転職なら、転職エージェントに相談するのが圧倒的にオススメです。
自分も転職した時にエージェントを利用しましたが、個人的には「マイナビエージェント」と「doda」がオススメ。
紹介してくれる求人数も豊富で、とても親身にアドバイスをしてくれました。
転職活動の始め方や進め方について、以下の記事で詳しく解説しています。
何から始めて良いかわからない方は、ぜひ一度ご覧下さい。
-
【転職活動の始め方と進め方】転職すべきか悩んでいる人に進め方を完全解説
続きを見る
まとめ:没頭するには自分でプランを立てる
あらためて本記事のポイントです。
- 没頭するには自分でプランを立てる
- 「好き」→「没頭」ではなく「没頭」→「好き」を理解する
- 仕事にも没頭するメカニズムを応用してみる
何にも夢中になれずに退屈な日々を送っていた時に比べて、夢中なものが出来ると人生が楽しくなります。
物事に没頭するメカニズムを理解して、自分でプランを立てて進んでいくことできっと夢中になれるものが見つかります。
推薦図書:没頭力「なんかつまらない」を解決する技術
没頭するとはどういうことなのか、とりあえずやってみることの大切さを教えてくれる本です。
何事もまずはやってみるという気持ちが、最も大切なことかもしれません。
今回は以上です。