転職先でもうまくやっていけるか不安・・・。
転職したいと思ってるけど、なかなか動き出せない・・・。
こんな方に向けた記事です。
転職したいと思っているけど、何だか怖くて動けないと感じている人も多いのではないでしょうか。
一方で、転職が怖いからと動かないでいると、もっと怖い未来が待っているかもしれません。
例えば、
- 新卒入社して30年勤めた会社でリストラ
- 他の会社で通用するようなスキルはなく
- 転職活動をするも転職先が見つからない
終身雇用が崩壊しつつある日本において、上記のようなことは十分にあり得ます。
そこで本記事では、転職が怖く感じる理由とその対処方法、動かなかった時に待っている未来についてまとめました。
本記事の内容
- 転職が怖く感じるのは普通
- 転職が怖いと感じてしまう理由
- 転職が怖い時に対処法
- もし動かなかった時に待っている未来
「転職したいけど、漠然とした不安がある」という方にこそ、最後まで読んで欲しい記事になっています。
この記事を読めば、転職が怖いと感じる理由を整理でき、自分がどう行動していくべきなのかを整理できます。
私も大企業からベンチャー企業に転職する時は怖かったですが、結果的に転職して本当に良かったと思ってます!
さて、前置きはこのくらいにして、さっそく本題に移りましょう。
タップできるもくじ
転職が怖く感じるのは誰だって同じ
誰だって転職するのは怖いもの。
一方で、怖いからといって転職を全く検討しないのは損なことかなとも思ってます。
転職が怖く感じるのは普通
転職をするということは、現在の慣れた環境を捨てて、新しい環境に飛び込むということです。
なので、怖く感じるのはごくごく自然です。
例えば、
- 自分のスキルは他の会社でも通用するだろうか
- 人間関係が最悪だったらどうしよう
など。こんな不安が頭を埋め尽くしてしまうのも無理はありません。
おれはどこでも通用するぜ!!
と、自信を持って言えるのは、少数派かなと思います。
転職活動をしてはじめてわかることもある
一方で、怖いからといって転職活動をしないことは損なことかなとも思ってます。
例えば、以下のような情報は転職活動をしてはじめてわかることです。
- 同じ年収で雇ってくれるところはあるか
- どのようなスキルが市場で求められているか
- 現在の年収は市場平均として安いのか高いのか
これら情報を知っていると知らないのでは、取れる行動もだいぶ変わってきます。
もちろん転職することにリスクは伴いますが、転職活動するだけならノーリスクです。むしろ、情報を集めるメリットさえあります。
転職するのは怖いのは普通であると理解して、そこから逃げずに行動してみることが重要です。
転職が怖くて動けないと感じる原因
次は転職が怖いと感じる原因をチェックしていきましょう。
何に対して怖いと感じるかを知ることで、自分の気持ちも整理しやすくなるはずです。
ほとんどの人が感じる恐怖は、以下の4つではないでしょうか。
- 仕事についていけないかも
- 年収が下がってしまうかも
- 労働時間が長くなるかも
- 人間関係が悪くなるかも
ひとつずつ見ていきましょう。
仕事についていけないかも
転職が怖くて動けない原因のひとつ、仕事についていけないかもという恐怖。
ひとつの会社でしか働いたことがなければ、他の会社で通用するか不安になるのはごく自然なこと。
ただこれは、そこまで心配することではないかなと思ってます。
そもそも「仕事がこなせそうか」は、採用面接で担当者が判断すること。
オファーが出た段階で、ある程度は活躍できそうと見込まれてますので、自信を持ってOKです。
それに完全放置ではなく、中途入社された方にも教育担当がつくケースも多いかと。
もちろん新卒の時みたいに手取り足取りではないので、自走する努力も必要ですよ!
年収が下がってしまうかも
転職が怖くて動けない原因のひとつ、待遇が悪くなるかもしれない恐怖。
転職したいけど、年収が下がったらどうしよう・・・。
こんな風に悩む気持ちもわかりますが、ぶっちゃけ悩んでても解決しません。
年収が上がるか下がるかなんてことは、内定をもらってはじめてわかること。
そこで年収が下がるようなオファーなら断れば良いですし、良い条件と思えば転職すればOKです。
悩むよりも転職活動をはじめてみて、まずは内定をもらってから考えましょう!
労働時間が長くなるかも
転職が怖くて動けない原因のひとつ、労働時間が長くなるのではないかという恐怖。
面接官はワークライフバランスが取れるって言ってたけど、実際は長時間労働が当たり前の職場だった・・・。
正直、これを完全に防ぐのは難しいかと思います。
そう考える理由としては、
- 新規事業がはじまったり
- 同時に複数人が退職したり
- 急に事業が拡大して忙しくなったり
など、いつどんな時に何が起きるのかを全て考慮に入れるのは難しいからです。
ですが、希望と合わない転職にならないために出来ることはやっておきましょう。
例えば、
- 転職会議などの口コミサイトを見てみる
- 配属予定のチームの人と面談させてもらう
など、ミスマッチが起きないように出来ることをして、不安を解消しましょう。
転職会議やOpenWorkはリアルなコメントがあるので、ぜひチェックしておきましょう!
人間関係が悪くなるかも
転職が怖くて動けない原因のひとつ、人間関係が悪化するリスクです。
せっかく転職したのに、人間関係が最悪の職場だった・・・。
この点についても、事前に察知して避けることは難しいです。
なぜなら、人間関係は
- 配属先メンバーについては知れない
- メンバーと会話できたとしても短い時間
- 一緒に仕事をしないと性格はわからない
など、実際に働いてみないとわからないことが多すぎるからです。
一方で、会社の雰囲気などを確認することで、ある程度の予防は出来ると考えています。
例えば、
- 体育会系の営業会社なのか
- エンジニアが多いプロダクトが強い会社か
- スーツで出勤か、私服でリモート勤務か
- 中途が多いのか、新卒が多いのか
などなど、どんな人間が集まりそうな組織なのかは何となく理解できるかなと思います。
完全にリスクを取り除くことは無理なので、確認したいことだけ確認したら、あとはドシッと構えておきましょう。
これまで何となく上手くやってこれた人は、そんなに心配しなくても良いと思いますよ!
転職が怖くて動けない時の対処法
結局のところ、どうしたら良いんだ・・・?
転職が怖い時の対処法としては、「とにかく行動してみる」しかないと考えています。
具体的には、「とりあえず転職活動を始めてみる」ということ。
転職を恐れているということは、転職した後にどうなってしまうのかわからないから怖いのです。
例えば、以下のようなことが明確になったらどうでしょう?
- 転職した方が年収が高くなる
- 自分の経験を活かして働けそう
- サービス残業がない職場らしい
こんなことがわかったら、その職場で働き始めるのも悪くないと思うのではないでしょうか。
これらの情報は、転職活動をして内定をもらう頃には、ある程度イメージがつくようになっています。
いますぐに転職活動を始めてみる
はじめての転職なら、大手転職エージェントにまず登録して、担当者にいろいろと聞いてみると良いです。
- 自分の状況の適正年収はどのくらいか
- 現在は転職のタイミングとして良いか
- 転職市場として求人は多いのかどうか
などなど、まだ転職するか確定してなくても親切に教えてくれますよ。
はじめての転職で、ひとりで全てをこなすのはハード。無料で頼れる転職エージェントを使わない手はありません。
まずは転職のプロに相談してみましょう!
個人的におすすめな転職エージェントは、「doda」と「JACリクルートメント」の二つ。
JACリクルートメントは、ハイクラス転職を目指す方向けなので、どなたにでもおすすめ出来るのはdodaですね。
転職活動の始め方については、「【転職活動の始め方と進め方】転職すべきか悩んでいる人に進め方を完全解説」という記事でまとめていますので、はじめての転職で不安という方はぜひ読んでみて下さい。
なぜ転職したいのかを整理する
転職活動をはじめるのと同時に、なぜ転職したいのかも同時に整理しておきましょう。
何を達成するために転職するのかを明確にしておかないと、後悔することになるかもしれません。
例えば、
- 年収アップが目的なのか
- スキルを身につけることが目的なのか
- ただいまの仕事が嫌なだけなのか
など、自分の中で何を達成したら転職は成功なのかを整理しておきましょう。
転職エージェントとの会話の中で、自分の転職目的を整理していくのでもOKです。
詳しくは、「【仕事、辞めるんじゃなかった】退職して後悔しないために必要なこと【冷静になろう】」でもまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
転職が怖くて動かない方がよっぽど怖い未来が待ってる可能性
やっぱり転職は怖いから、このまま残ろうかな・・・。
こんな気持ちになるのもわかります。
が、実は、現状維持をすれば良いという考え方が一番危険かもしれません。
転職未経験で50歳でリストラされたら?
あなたは、50歳になったある日、新卒で入社した会社からリストラを告げられました。
この状況で、あなたは別の会社に転職して働く自信がありますか?
転職市場に放り出されたとしても、
- ひとつの会社でしか勤務したことがない
- 若手のように知識の吸収力も高くない
- 元々の給料が高いので高コストになる
このような人材を好条件で雇ってくれる会社は、どれほどあるでしょうか?
ひとつの企業に長く勤めるということは、終身雇用が保証された世の中では合理的な選択肢でした。
が、東芝やファミリーマートといった名だたる大企業でさえ、40歳以上を対象にしたリストラを敢行しています。
転職をしないでひとつの企業に勤務し続けるということは、このようなリスクを受け入れていることだと認識することが大事ですね。
本当の安定はどこでも働けるという自信
安定してる会社でずっと働き続けた方が良いのでは?
という意見もあると思いますが、先に述べた通りに会社がずっと存続する保証は無いですよね。
なので、どこでも働けるということが本当の安定につながるのかなと思います。
仮にサラリーマンじゃなくても、自分でお金を稼げる自信があるのなら、転職やリストラに怯えることはないですよね。
恐怖心を抑えて、新しい環境に飛び込む勇気が重要になってきます。
会社に残った方が良いという考えについて
転職活動をしようと思うと、以下のようなことをつい考えてしまう気持ちもわかります。
- 会社に残れば、たぶん30歳でこのくらいの年収になる
- 後輩も増えてくるし、もっと働きやすくなるかもしれない
- もしかするともっと早く出世できるかもしれない
- 会社がもっと大きくなって、給料もあがるかもしれない
こんなことを考えてると、ついつい転職活動に踏み切れなくなるものです。
ただひとつ考えて欲しいのは、「会社に残るのは、本当に最良の選択肢なのか」ということです。
一番のリスクは、リスクを取らないこと
GAFAの一角、Facebookの創業者のマーク・ザッカーバーグの言葉に以下のようなものがあります。
「一番のリスクは、リスクを取らないことである」
この言葉を聞いて、あなたはどう感じますか?
最悪のケースを想定してある程度のリスクを取って行動することで、本当にヤバい状況を回避できると私は考えています。
リスクを積極的に取って、よりよい人生にしていきましょう!
まとめ:不安や恐怖は行動することで解消する
転職が怖いのは普通の感覚で、それは実際に転職活動をすることで解消していきます。
また、転職が怖いからといって現状維持をするのは、実は危険な選択肢ということを解説してきました。
いずれにせよ、転職しようか悩んでいるあなたは、きっと転職した方が良い結果が待っているのかな?と思います。
もし転職しないで残り続けたら、もっと後悔することになるかもしれません。
新しい環境に飛び込んでみて、自分の知らない世界を知ることが重要なことではないでしょうか。
今回は以上です。
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